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2018.01.31
こんにちは。
エージーワークス代表の増本修二です。
リアルな3Dモデルを短期間で作れる「フォトグラメトリ」についてです。
フォトグラメトリとは、写真から3Dを作る技術のことで、ゲーム業界や映像業界で活用されています。
【撮影方法について】
3Dの元となる写真撮影には大きく2パターンの方法があります。
スタジオで100台程度のカメラと照明をセットし、一瞬で撮影する「スタジオ式」と、ハンディスキャナでまわりをぐるぐる撮影する「スキャナ式」です。
スタジオ式
「スタジオ式」のメリットは、撮影が一瞬で済んでしまうという事。
すでにライティングもカメラもセットされているので、その場に行って、ポーズとって撮影、終了。
人物・動物など、静止が難しい被写体はこちらの方法が向いていると思います。
デメリットはその場所に行かなければならない、という点です。
スキャナ式
逆に「スキャナ式」は、ハンディスキャナとそれをコントロールするPCがあれば、どこにでも行って撮影することが出来ます。
移動させられない物などは、出向いて撮影も可能です。
ただし、全体をくまなく撮影する必要があるため、常に静止していなといけません。
移動できない、静止しているオブジェクトの撮影ならこちらの方が向いていると言えます。
【向いているものいないもの】
写真からリアルな3Dが作れるフォトグラメトリですが、どんなものでも3Dに出来る、という訳では無い様です。
人物の肌や衣服、食品など、形状や表面が有機的なものはスキャンデータから3Dを正確に変換しやすいのですが、艶のある金属、鏡、半透明なもの、真っ黒なもの、シンプルな形状、パターン化された模様などは、正確な変換が難しい様です。
向いているもの
人物、衣服、動物、植物など有機的なもの
向いていないもの
艶のある金属、シンプルな形状、ガラス、薄い布など
端的に言ってしまえば、有機的でCGで再現するのが面倒だったものが、フォトグラメトリに向いていると言えるのかもしれません。
※このデータはサンプルとしてレスパスビジョン様にいただきました!
レスパスビジョン株式会社
http://www.lespace.co.jp/