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2021.04.14
こんにちは。代表の増本です。
今回は、Googleの検索結果にFAQを表示する「構造化データ」のお話です。
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Googleの検索結果にFAQを表示する
ウェブサイトに掲載している「FAQ」。
「よくあるご質問」や「よくある問い合わせ」として、Q&A形式でサービス内容や商品を伝えるコンテンツとして掲載します。
サイトの回遊性向上やSEO的にも効果がある、と言われている重要なコンテンツですが、この内容を、Google指定の構造にすることで、Googleの検索結果に「リッチリザルト」としての表示が可能になります。
実際どのように見えるかと言うと、例えば弊社の場合、「web3d」や「web3d開発」とGoogleで検索してみてください。
以下のような内容で検索結果が表示されます。
検索結果のスニペットの下に、そのページ(弊社の場合だとhttp://www.ag-works.com/service/tech-webgl/ )に掲載しているFAQの内容が表示されます。
検索結果にこのような情報が表示されることで、「ああこのページにはこのような情報があるんだな」と認識してもらえる。何より検索結果として目立ち、想定しているユーザにリーチしやすくなります。
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サイトのデータを構造化データにする意味
Googleのサイトでは以下のような説明があります。
「Google 検索では、ページのコンテンツを理解するための取り組みを日々続けています。ページの意図を伝える明示的な手がかりとして構造化データを提供してもらうと、Google はそのページをより正確に理解できるようになります。 構造化データとは、ページに関する情報を提供し、そのコンテンツ(たとえば、レシピページの場合は材料、加熱時間と加熱温度、カロリーなど)を分類するために標準化されたデータ形式です。」
Google 構造化データの仕組みについて
https://developers.google.com/search/docs/guides/intro-structured-data?hl=ja
コンテンツに構造化データを使用する。この対応は、Googleの検索エンジンに、より正確に「理解してもらえるような構造化をする」=「正しく情報を伝えるという取り組み」と言えるのではないでしょうか。
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FAQコンテンツの構造化データ使用について
構造化データの使用方法にはjsで記述する「JSON-LD」と、マークアップされたタグに追記する「microdata」があります。
詳しい記述方法は「構造化データを使用して「よくある質問」をマークアップする(https://developers.google.com/search/docs/data-types/faqpage?hl=ja)」
をご覧いただくのが確実だと思いますが、社内での運用や更新のしやすさを考えると後者の「microdata」での記述の方がわかりやすいかもしれません。
もちろん、JSONデータ構築に慣れている方であれば、「JSON-LD」の方が、シンプルで把握しやすい、とも言えます。「microdata」の場合は、既存のマークアップの編集が必要になるケースもあります。「JSON-LD」であれば、マークアップとは関係ないので、シンプルに構造化データを使用できます。
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構造化データによるリッチリザルト表示条件
構造化データに関しては、ただルール通りに構造化データを使用すれば良い、というわけでなく、検索結果の上位に表示されなければならない、という条件もあります。
構造化データ使用してもリッチリザルト表示される保証はありません。
それでは検索結果の上位にこないから構造化データを使用しても意味がないか?
と言われれば、それはNO、と考えます。
Googleにとってわかりやすい構造化データを使用することで読み取られやすくなり、SEO的に効果を期待できる、とも考えられます。
そして検索結果は常に変動します。もしコンテンツの改修や構造変更、内部リンク、被リンクの変動で上位に上がったときに、このリッチリザルト表示できていれば、「想定しているユーザにリーチしやすくなる」。
大幅な改修が必要ないので既存コンテンツに追加しやすい。それならば組み込まない理由はない、のでないでしょうか。
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AgWORKSでは、そんな部分改修にも対応しています。
実装ご依頼・お問い合わせはこちらより。